子どものころの怖い話
42階

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260 本当にあった怖い名無し sage 2008/09/21(日) 03:19:54 ID:G0lBhYvz0
それは4でもない・・・2でもない・・・・。

42だった。

42階!?ここが?どういうことだ?
俺は動揺して、そのとき初めて外の風景に目をやった。
ところが外は真っ暗で何も見えない。
第六感がやばいことを告げている。逃げないと!

そのとき、エレベーターが開く音がした。
恐る恐る覗くと、Aだった。

261 本当にあった怖い名無し sage 2008/09/21(日) 03:21:11 ID:G0lBhYvz0
俺は安心したせいか体の全身から力が抜けるのを抑えて
駆け寄った。するとAが一言言った。

「おまえ、何か見たんか?」

その顔があまりにも真剣だったので、いや見てないけど
って嘘を言ってしまった。
するとAは少し笑って家まで送ってくれた。
そしてバイバイした後にAがボソッと言った。

「嘘つきはいらん」

は?って思ったが、家の扉を開けると母親が
「あんた今何時や思ってんの!?」
って怒って来たので、時計を見たら9時だった。
え?三時間もあそこにおったんか?と不思議な気持ちになった。
次の日、学校に行ったら昨日家まで送ってくれたAが交通事故
で死んだと聞かされた。
事故があった日は昨日の9時過ぎで俺と別れたすぐ後だが、俺の家
と市営住宅とは逆方向の場所で車に轢かれたらしい。
ひょっとするとAは何か知っていたのだろうか。
あの白い人影と関係あるかは謎であるが、俺は関係がある気が
してならない。親に聞いても、あそこにはちょっと変わった人が
住んでるんや、としか言ってくれないし。
そして、この文章を打っていたら非通知で電話がかかってきたので
驚いて屁をこいてしまった。

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  • 匿名 より:

    屁コキ嘘つき野郎はいらん

  • 42階
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