子どものころの怖い話
熱いコーラ

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蛆といえば。

いつだったかなー多分5、6年前だけど、

名古屋が40度記録したときに水族館の外で走り回ってて、
もうふらふらになったんでコーラ買いに一番近い(多分
そこから10mもない)自動販売機目指したら、暑いんで蜃気楼みたいに
揺らめいてて、「あれほんとにあんのー?幻覚じゃないのー」なんて
友達とはしゃぎながら(熱に浮かされてるのでハイテンション)たどりついて、
普通のよりちょっとお得なロングサイズのほうを買った。
そしたら出てくるとき派手にがこっと言って、取り出したら中身もう漏れてる
から、「くそ、不良品」とか思った。
で、出したばっかなのに表面が熱いんだ。
あんまり気温高いとそうなるみたいだけど火傷するかとおもってハンカチでくるんで
ぶしゅーっと溢れるの覚悟でプルタブあけたら、やっぱしゅわーーーっと。
で、泡の中になんか固体っぽいのを見つけたんで、日陰に入ってダチと確認した。
掌に泡を移してしばらくしたら、泡が震えて、なんか掌かゆくなって、不審に思って
泡を振り落としたら、それ蛆だったんだよ。
自動販売機の苦情の電話番号にかけたら、問題の商品をお送り下さいって
平謝りされたけど、あれは誰かのいたずらだったのかな
ちゃんと出てきたから、仕込むなら、自動販売機開けなきゃできないはずなのに。
今もこれトラウマになってコーラは缶で買えません。何故かコーラだけ

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