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11 ともちゃん sage 2007/08/26(日) 20:48:47 ID:VO5JFqHF0
「ともちゃん」
これは実際に起きた事件です。
あるキャバクラに勤めていた女性A子の元に警察である
友野さんという男性がやってきました。
友野さんは当初他の女性にしつこく付きまとっており
その女性達に嫌われていました。
しばらくして、年齢の比較的近いA子さんに目をつけた友野さん
やはり、A子さんにもしつこく付きまとって嫌われていました。
ハッキリと断りきれない性格のA子さん。
最初のうちは仕事なのでA子さんも諦めていましたが。
友野さんの行動はだんだんとエスカレートして行きました。
ある時はA子さんの家の横にパトカーで乗りつけて張り込み、
ある時はA子さんが空港に戻ると、連絡もしていないのに空港で待っていました。
3日3晩家の前で張り込むこともありA子さんはさすがに辟易していました。
また、気が付くと家の前にプレゼントの箱がおいてあり
中を開けるとヴィトンのバックが入っている事もありました。
12 ともちゃん sage 2007/08/26(日) 20:50:06 ID:VO5JFqHF0
ある日A子さんが家に戻ると、自分の家の窓ガラスが割られており
更に部屋の中から控えの部屋の鍵が無くなっているのに気が付きました。
流石に怖くなったA子さん、家の鍵を取替え
さらに友野さんの同僚の警官に助けを求めました。
同僚の警官もこれはやばいと思い、友野さんの上司に報告し
友野さんと上司と一緒にA子さんのお店まで行きました。
しかし、友野さんの上司はA子さんに話を聞く前に
「これは大丈夫だろう」と思い特に何もしませんでした。
更に友野さんの行動は段々とエスカレートしていきました。
ある日A子さんが行きつけのお店に行くと
お店の主人から言われました
「この間変な男性が来たんだけどAちゃんの知り合い?
俺の名前もフルネームで言われたし常連客の名前も言われた。
・・それにA子ちゃんの彼氏の名前まで言われたよ」
A子さんは怖くなってお店をやめました。
それから数日友野さんからメールが届いていましたが
あやふやな返事をしてごまかしていました。
お店をやめてから6日後
しつこくメールを寄越してくる友野さんに
A子さんはあるカマをかけてみようと考えました。
しつこくメールが送られてくる中
A子さんは友野さんにメールを返しました。
「ごめん ともちゃん 訴える」
「部屋に指紋が付いているから大丈夫だよね?」
それ以後友野さんからメールは返ってこなくなりました。
A子さんは安心したと同時に
すぐにでも警察に連絡をしようと思いました。
すると、家の前から早足で足音が聞こえてきました、
少ししてドアをノックする音と男性の声が聞こえてきました。
「Aちゃん友野だよ、ごめんね・・警察に訴えるのはやめてくれないかな
今まで本当にごめんね」