この怖い話は約 3 分で読めます。
杉さんというもう亡くなった保険会社の人の話なんだが。
自分、杉さんと呪いを掛け合ってしまい、自分だけが生き残ったんだ。
自分→保険会社のバイト(最低賃金で正社員総合職以上のノルマの地方在住の田舎もん)
杉さん→田舎の営業所の所長
自分は実は保険会社でノルマ達成できず毎日杉さんに殴られたり蹴られてた。
この保険会社は有名なあの会社です。
不払いトップのあの会社ね。
杉さん「てめえ、よくも代車出しやがったな!」
自分「は?特約は支払わなきゃならんでしょ」
その日も杉さんに殴られた。
俺頭もよくねえし、障害者だから健常者の杉さんが殴ればすぐ口から血吐いて倒れる。
内臓にパンチくらったらウンコは白や緑、水になる。
火災部の課長「杉さんが君の事で変なこと言ってた」
自分「は?俺車両事故ちゃんとやってますよ」
お局「あんた、杉さんに呪われたよ」
杉さんは不幸を他人に移すことができると言われてるほど、強運の持ち主だそうな。
杉さんがでっかい声で「消えちまえ○○」と叫ぶと相手は交通事故死か突然死か発狂しかしないと言う。
自分「俺はそんなの信じません。戻ります」
俺は今まで就労先からこんなに殴られたことはないし、とうとう口から出血が止まらなくなった。
会社を休まなかった理由は杉さんが、てめえみたいなカタワは休みやがったら首と連日脅してたからだ。
俺は金曜晩に入院先もある懇意の先生に輸血してもらった。(俺は生まれつき血が止まりにくい。日に寄っては垂れ流し)
月曜先生と泣く病院の人に謝って会社に行った。
もう我慢の限界だった。杉さんが消えろ。俺じゃなくて杉さんが。そう毎日思い俺はおかしくなった。
トイレでも夢でも俺は生生しいくらい杉さんと殺しあう映像を見続けた。
最初は杉さんに殺されてたんだが、ゾンビに食われろとある夢で思ったら杉さんに勝てた。
737 2 sage 2010/09/20(月) 00:30:18 ID:2NF9hMzL0
杉さんは車ではねようと夢で頑張ってた。
俺は杉さんの車にバイオハザードのゾンビ何百が襲い掛かれと想像した。
現実でも俺はおかしくなって、わら人形を焼いたりしてた。
俺は血を吐きながら「消えろ消えろ消えろ」と部屋の中で水便をもらしながら深夜呪い続けた。
そのうち俺の血でわら人形はそまって(俺の血は固まらないからゲル状)それでも許せなくて床に何度もたたきつけた。
俺は杉さんを呪うたんびに出血が激しくなっていった。
ストレスだろうな。ステロイド先生に多めに出してもらうか。気楽に考えてた。
珍しく俺は日曜いい夢を見た。子供の姿で川で遊んでいた。
起きたら昼だった。杉さんがいるんだ。部屋に。
「おまえさあ、ステロイド消してやるよ。それなきゃ死ぬんだろ。何で俺気がつかなかったんだろ」
杉さんはいつの間にか消えていた。