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神主「結局、○○と△△の家だけが残った。昭和47年の話だ。」
神主「その頃から○○家の者は毎月のように厄災に見舞われ、一年後には5人家族全員が亡くなった。」
神主「△△が呪い殺したんだと近所では噂した。ますます△△に関わる者はいなくなった。」
神主「そして翌年、今度は△△の家族が一晩で全滅した。」
神主「あの家は△△と奥さんの二人暮しだった。」
神主「△△は家で首を括り、奥さんは理由はわからんが風呂釜を炊き続けて、熱湯でな…。」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/09(土) 17:09:36.63 ID:8Bp+h5fP0
神主「それだけじゃない。」
神主「東京に働きに出ていた息子と娘も、同じ日に事故と自殺で亡くなってる。」
神主「△△家族が死んで、捜査に来た警察関係者の中にも、自殺や事故で命を落としたり、病に倒れた人間が居るらしいが、このあたりはどこまで本当かわからんがな。」
神主「△△が使った呪術は、使った人間の手に負えるものじゃないんだよ。」
神主「当時先代の神主、俺の父親だが、とても祓うことは出来ないと嘆いてた。」
神主「△△一家が全滅して、あの集落は無人になった。」
神主「あの二軒はな、禍々しい気が強すぎて、取り壊しもできない程だった。」
神主「そして先代の神主は、まず災いの元になったものを封印し霊力を弱め、十分弱めることができてから祓うことにした。」
神主「祓えるのはまだまだ何十年も先だろう」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/09(土) 17:10:03.63 ID:8Bp+h5fP0
神主「そして、溢れ出た呪術の力は、お前たちに災いをもたらすだろう。」
神主「おおかたさっき吐き出させたが、これでは済まん。」
神主「あの家の呪術の力と、Bのこともあるからな。」
神主「呪術の強さはともかく、お前たちを見逃しはせんだろうな、Bのこともあるから…。」
神主「塩と酒と酢、これは如何なるときも肌身離さず持っていろ。」
神主「それとこれだ。」
神主「この瓶の水が煮えるように熱くなったら、お前の周りに災いが降りかかる時だ。」
神主「その時は塩を体にふりかけ、酒を少し飲み、酢で口をゆすげ。」
神主「向こう20年、いや30年か。それぐらいは続くと思っていい。」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/09(土) 17:10:29.53 ID:8Bp+h5fP0
神主「今夜はゆっくり休め。」
神主「C、もう近寄る気はないだろうが、あそこには二度と行くな。」
神主「あとでお前の両親にも言って聞かせる。出来ることなら引っ越せとな。」
神主「AとBの名も口にするな。声に出すな。」
神主「お前は東京モンだ、もうこの集落には来るな。」
神主「お前ら二人は今後会ってはならん。特に二人きりで会うなどもってのほかだ。」
神主「この話は禁忌だ。集落の者や関係者は誰しもがこの話を避ける。」
何で自己責任系ってこんな糞長いのが多いの?
怖ぇえええええええええええええええ