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それを見てまたえずいたが、もう胃の中に吐くものが残っていないようで、
ゲーゲー言うだけで何も出てこなかった。
その足で、□□集落の神社へ、俺とCは連れて行かれた。
服も下着も剥ぎ取られ、境内の井戸の水を頭から掛けられ、着物を着させられた。
そして着物の上からまた塩と酒、酢をまぶされてから本殿に通された。
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/09(土) 17:06:55.67 ID:8Bp+h5fP0
神主「今お前らのとこと□□集落の青年団がAとBを探しに行っている。」
神主「AとBのことは…忘れるんだ。」
神主「知らなかった事とは言え、お前たちは大変なことをしてしまった。」
神主「あそこで何を見た?」
神主「封印してあったものは、見てしまったか?」
神主「俺も実際には見ていない。先代の頃の災いだ。だが何があるかは知っている。何が起こったのかも知っている。」
神主「大きな葛篭があったろう。あれは禍々しいものだ。」
神主「鏡が3枚あったろう。それは全て、隣家の反対を向いていたはずだ。」
神主「札が貼ってあったあれな、強すぎて祓えないんだ。」
神主「だからな、札で押さえ込んで、鏡で力を反射させて、効力が弱まるまでああしていたんだ。」
神主「あの鏡の先にはな、井戸があってな。そこで溢れ出た禍々しい力を浄化していたんだ。」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/09(土) 17:07:38.95 ID:8Bp+h5fP0
神主「うちの神社が代々面倒見るってことで、年に一度は様子を見に行ってたんだがな。」
神主「前回行ったのは春先だったが、まだ強すぎて、運び出すことも出来ない状態だ。」
神主「俺は明日、あの家自体を封印してくる。」
神主「だが完全に封印は出来ないだろう」
神主「あれはな、平たく言うと呪術のようなもんだ。」
神主「人を呪い殺す為のものだ。それが災いをもたらした。」
神主「誰に教わったのだか定かではないが、恐ろしいほどに強い呪術でな。」
神主「お前らが忍び込んだ向かいの家はな、○○と言うんだが、家族が相次いで怪死して全滅した。」
神主「他にも数軒家があったが、死人こそ出てないが事故に遭うものや体調を崩す者が多くなってな。」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/09(土) 17:08:32.13 ID:8Bp+h5fP0
神主「お前らが忍び込んだ家には昔△△という人間が住んで居た。」
神主「△△は若い頃は快活で人の良い青年だったようだが、ある時向いに住む○○と諍いを起こしてな。それからおかしくなっちまったんだ。」
神主「他の家とも度々トラブルを起こしていたんだが、特に○○家を心底憎んでたようだ。」
神主「周囲の家は、ポツリポツリと引っ越していった。」
神主「原因不明の事故や病人がドンドン出て、それが△△のせいじゃないかと噂がたってな。」
何で自己責任系ってこんな糞長いのが多いの?
怖ぇえええええええええええええええ