本当にあった事件
史上最悪の少年

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898 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/02/05(火) 12:18:39.40 ID:ui+ksT6g0
午後9時半頃、父親Yさんが帰宅。Sはその時行為中であった。Sは父親の肩に1度包丁を突き刺し、「俺はヤクザだ。おまえの書いた記事で迷惑している」
「通帳でも現金でもよいから、300万円くらいを出せ」と脅し、現金16万円、郵便貯金通帳(額面258万円)、銀行預金通帳(額面103万円)を奪った。
さらに母親名義で経営する会社の通帳があることを知り、X子さんと同伴して部屋を出た。 だが再び1人で戻ったSは、父親の背中を刺し失血死させた。
その後SとX子さんは、両親が経営する編集プロダクションへ赴き、X子さんが「ヤクザが、お父さんの書いた記事が悪いとお金をとりに来ている」と、
残業中の男性社員から預金通帳7冊と印鑑7本を受け取った。その帰り道にはラブホテルに寄って、通帳の額面などを調べた。ここでも3度、X子さんを強姦している。
未明、X子さん宅に戻ったSは、寝ていた次女の泣き声を耳にして、事件が近隣の住民に発覚するのではないかと恐れ、背中を包丁で刺して殺害した。
そしてこれを非難したX子さんの腕や背中も切りつけている。X子さんが抵抗らしい抵抗をしたのはこの時だけで、おそらくずっと恐怖に支配されていたものと思われる。
午前9時ごろ、警察官がX子さん宅に駆けつけると、Sは血のついた包丁をX子さんに持たせ、「今、女友達の家を訪問したらみんな死んでいて、少女が包丁を持っていた」などと、
罪をなすりつけて逃走しようとしたが逮捕された。

1994年8月8日、千葉地裁・神作良治裁判長は「犯行は残虐、冷酷。金目当てに何の落ち度もない4人もの命を理不尽にも奪うという身勝手な動機で、
たぐいまれな凶悪犯罪」として求刑通り死刑を言い渡す。

1996年7月2日、東京高裁で控訴棄却。

2001年12月3日、最高裁上告棄却。少年事件での死刑確定は永山則夫以来だった。

終わり

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