洒落怖
白いモノ

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678 本当にあった怖い名無し 2008/08/21(木) 23:09:03 ID:SlNhQbBjO
その声で我に帰った俺は
「逃げろっ」
大声で叫んで、ソレに背を向けて逃げ出した。
後ろからは、友達のヒィヒィ言う声が聞こえる。そいつも逃げてるみたいだ。
どのくらい走っただろう。少し先にコンビニの明かりが見えた。
そこまで行って初めて後ろを振り返る。
少し遅れて友達も走ってくる。
その後ろには…
何も付いて来てないみたいだ。
二人してその場にへたり込む。
そこは良く知ってるコンビニだった。とりあえずそこで冷たい飲み物を買って、店の前ですぐに飲み干す。

680 本当にあった怖い名無し 2008/08/21(木) 23:11:13 ID:SlNhQbBjO
そのコンビニから少し離れた所にまだやってる飲み屋があったので、どちらともなくその店へ。
席に着いてとりあえず中生を頼むが、それ以外はお互い無言。
すぐに中生が来たので、それを一気に飲み干す。
そこでやっと友達から言葉が。
「さっきの……何だ?」
友達の質問に俺も質問で返す。
「おまえも………アレ見たのか?」

その後、明るくなるまでそのことには一切触れず、
二人とも不自然に高いテンションで飲み明かしてから帰宅した。

それ以降そこには行ってません。

682 本当にあった怖い名無し 2008/08/21(木) 23:16:15 ID:SlNhQbBjO
以上が俺の体験した話。
俺は、霊感は零感だと思ってるんで、これが何だったかは断言出来ない。
ただ、あのときはマジで生きた心地しなかった。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

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