洒落怖
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浮かばれないモノ
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情けない話。
腰を抜かしまして、立てなくなって、そのまま気を失っちゃいましてね。
ふと目を覚ませば港の中で、オヤジが心配そうに私の頬をペチペチ叩いてました。
アレがなんだったのかは今でも分からないんですがね。
あの時、何かを握りつぶしたほうの手の指に魚の目が出来まして。
で、その魚の目の皮がある程度厚くなると自然にぺロッって剥けるんです。
その皮がまるで鱗に見えるって言うんで医者のところに行ったんですけど、原因不明って事で放置されてます。
なんかとりとめの無い話で恐縮ですが、そんな体験でした。