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670 本当にあった怖い名無し 2009/05/30(土) 12:41:07 ID:+zB49x8fO

おれの話はロッジではなくてツレの別荘でのことなんだが
今年の1月、ツレがスキー場とかで有名なとこに家族のだが別荘を持っていたので、
俺とツレ2人、いずれも男な、でそこに滑りに行った別荘は大きくはないが二階建ての綺麗な別荘だった

その日、朝から滑り、夕飯を外で済ませ、酒を買ってきて別荘で男3人でコタツを囲み飲んでたんだ、
で、その別荘の主は途中で潰れてそのままコタツで寝てしまった
俺ともう一人のツレはそのまま2時過ぎまで飲み続けた
といっても俺は酒には強い方なので、まだまだホロ酔いかげん
反対にツレはさすがに眠そうだった

671 670 sage 2009/05/30(土) 12:46:50 ID:+zB49x8fO
で丁度2時すぎ、俺はトイレに行きたくなってトイレに行った
そのトイレはちょっと広めのトイレで、便器に向かって立つと右斜め後ろ上に小さな小窓があった
俺が普通にようをたした
男なら分かると思うがようをたした瞬間に小さく身震いすることがあれんだが
丁度それがきたときに、なぜか変な寒気も感じて、いつもより多く震えたのを覚えている
で、水を流した瞬間に右斜め後ろから、小さく「コンッ」と言う音が聞こえて
パッと丁度小窓の方に目をやると

真っ黒な目玉のない目が俺を見てた
顔は雪のように真っ白で、髪の毛はボサボサ
目のあるはずの場所にはポッかりと穴の空いたものが片目だけが見えるくらいで覗きこんでいた
「うぇぁっ」
とか俺が変な声をあげて、便器の方にのけぞると
その顔は徐々に動きもう片方の目がある場所が見えてきた

672 670 sage 2009/05/30(土) 12:50:48 ID:+zB49x8fO
完全に酔いがすっとんだ俺はそこを凝視しながらも震える手でトイレのドアを開け廊下に転がり出た
本当に廊下に尻餅ついてたので足でドアを閉めると、今度は廊下の端、コタツのある部屋とは逆、から「コンッ」
瞬間、そっちを向くと、廊下の端にある小さな窓からまたその顔が俺を見ていた
ボサボサの髪は長く、白い服をきたそいつは女のように見えた
もうこの時には完全に俺はパニック
「カッ」
とかしか声も出ない
俺は前に転んでしまいそうな体勢でツレ達のいる部屋へすっとんで戻った

673 670 sage 2009/05/30(土) 12:53:17 ID:+zB49x8fO
戻ってきた俺はまだちゃんと喋れなかったので「カッカッ」とか変な音を出してると
起きてるツレが、
「オイオイ、どうした?」
と聞いてきた
俺はまだ喋れないので話にならない

その時、今度は急に部屋の電気が消えた
もうこの時には俺は泣いてたと思う
さすがにツレもびっくりして
「うおっ、なんだ!?」
とか言ってたように思う、よくは覚えていない
すると二階の方から変な女の高い声で
「ウヒウヘヘアヒッイヒッヒーーーヒヒヒフフフハハハ」
とか聞こえてきた
俺はその時目が回り、倒れそうになった

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