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795 >>771 sage 2009/04/22(水) 00:36:32 ID:KMxNK4X00
小学校低学年の時から数えて、
もう何年も話していないので、何を話していいか分からない相手だ。
久しぶり。と挨拶して以降、会話が続かない。
そうこうしていると、ヨシ君が切り出した。
「この間さ。マリちゃんから電話があったんだ。」
俺は何のことか全く分からなかったが、
記憶を総動員し、マリちゃんがヤッちゃんの姉だという事を思い出した。
そしてヨシ君は続ける。
「前話した空き家の事を覚えてる?
マリちゃんが○○ちゃん(俺の名前)にあの事を話したのを怒ってるんだ」
という。
つまり、彼女は何故か、ヨシ君が俺に、
廃屋で体験した話をした事を知っていて、
誰にも言っちゃ駄目だと言ったのに話したのを怒っていると言う。
「どうしたらいいかな?マリちゃんが怒っているんだ。
俺、マリちゃんに言わないでって言われたのに。
どうしたらいいかな?」
何度も何度も、壊れたテープレコーダーのように繰り返すヨシ君。
俺は怖くなって電話を切った。
二度とヨシ君からは電話はかかってくる事は無くなった。
何故かと言うと、その後しばらくして、
ヨシ君は猟銃で頭を撃って自殺したからだ。
796 >>771 sage 2009/04/22(水) 00:38:27 ID:KMxNK4X00
何故猟銃を所持したいたかは分からないが、
うちの親の話によると、ヨシ君の親が趣味で猟をしていて、
それでその猟銃を使ったのだと言う。
そうして、俺の中での○○神社廃屋事件は幕を閉じた。
797 >>771 sage 2009/04/22(水) 00:41:41 ID:KMxNK4X00
話し終えて蝋燭の火を消すと、
2時を回っていて、1週して友人が新しい怖い話を始めた。
そうやって10個程度の怖い話を終え、
百物語風の怪談肝試しは終わり、
最後の蝋燭が消された。
だからと言って、漆黒の部屋で何かが起きたわけでもなく、
男女3人ずつの部屋でエロスな出来事が起きたわけでもない。
全員が節度を守り、理性を保って、
明け方まで眠い目をこすって起き続け、
俺はお目当ての子をどうにか送るという状況に漕ぎ着けた。
798 >>771 sage 2009/04/22(水) 00:47:25 ID:KMxNK4X00
2人でタクシーに乗り、彼女の家の近くまで到着し、タクシーを降りる。
すると彼女が、
「少し話したい事があるから」
と言い出した。
俺は大きな期待で胸が跳ねたが、
彼女の話したい事は、俺が意図する事とは全く別だった。
しばらく押し黙ったままでいた彼女は、
「さっきの怖い話の事だけど・・・」
と切り出した。
俺は怖い話の事などすっかり忘れていたので、
拍子抜けして、
「ああ、それがどうしたの?」
などと聞き返した。

口は災いのもと