洒落怖
治験

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「契約書にちゃんと書いてありますよ。最後まで治験を受けると。
 皆さん判を押されてるじゃないですか。最後まで受けてください。」
俺とAさんとBさんは荷物をまとめて帰ろうとしたが階段のところに
鍵付きのドアがあり1階に降りることができない。監禁状態に陥った。
その夜みんなと相談したが驚くことに6人はここに残り治験を続けるという。
金が入らないと困るらしい。
俺とAさんBさんともう一人Cさんは窓から脱出することにした。
シーツを4つ結んでベットにくくりつけ。窓から降りた。
無事全員降りて出口に向かうと、どうしてばれたのかわからないがサイレン
が鳴った。出口に向かう余裕はない。
2メートル以上ある塀よじ登りそこから外に出た。

871 本当にあった怖い名無し sage 2011/06/18(土) 17:16:42.84 ID:n44yFbow0
夜の12時過ぎ。まわりには何も無く街灯すら無い。
歩いて駅を目指し、駅についたのは朝の7時過ぎ、新幹線代はなく鈍行で東京
へ行き家についたのは夜だった。
疲れはてて寝ていると電話がなり、でるとあの施設からだった。
「何を考えているんです。一日でも点滴をしない場合、もう一度はじめから
 やり直しですよ。とにかく今すぐこちらへ戻ってください。
 こちらへお戻りいただけない場合法的手段に出ますよ?」
ふざけんな。こっちこそお前らのこと訴えるからな。と言って電話を切った。
翌日から高熱が10日ほど続き寝込んだ。
全身のむくみは徐々にとれていったが結局治るのに1ヶ月近くかかったと思う。
施設からはあれ以来一度も連絡はないが残った人達は大丈夫だったんだろうか。

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