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「#*@:~」
「#*@:~」
声は段々,近くなりました
もうだめ!殺される!と思いましたが
声は遠くなっていきました
離れたようです
しばらく待ってみましたが声は聞こえないので
音を立てずにそっと歩き出しました
やがて普通の道もみえてきました
しかし迷ってるってことに変わりはなく,とりあえず静かに歩いてると
横のほうに何かみえました
811 本当にあった怖い名無し 2011/04/09(土) 14:45:38.67 ID:zWyBwKRP0
それはトイレでした
私はホッとしました
ここからはロッジまでの道は分かるからです
その前に,このままの格好でロッジに戻るのは気持ち悪いので
トイレによってから戻ろうとしました
トイレは暗く電燈の場所も分かりませんでした
しかたないので個室に入るとジャージとパンツを脱いでペーパーで足を拭こうとしました
ところがペーパーが,どこにもありませんでした
幸いティッシュを持っていたので,それで拭くと
なにか引っかけるものがあったので,そこにジャージのズボンとパンツをかけて
しばらく乾くのを待ちました
すると
「#*@:~」
「#*@:~」
あの声がしました
私は,また恐怖に襲われました
815 本当にあった怖い名無し 2011/04/09(土) 14:52:34.25 ID:zWyBwKRP0
しかも声は段々こっちに聞こえてきました
頭の中は恐怖でいっぱいでしたが,なるべく音をたてないようにしました
しかし,これもその内,聞こえなくなりました
私はそっと個室の扉を開けて外を,うかがいました
すると,どこからか
「#*@:!!」
という激しい声がしました
もう私は,そのまま,ただ泣きながら走りました
どれくらい走ったのでしょう
ロッジがみえました
私は泣きながらロッジへ入り寝てる友人を泣喚きながら起こしました
友人は唖然としてました
そこには泥まみれになりながら下半身半裸で泣いている友人がいるのですから
819 本当にあった怖い名無し 2011/04/09(土) 15:01:51.94 ID:zWyBwKRP0
時計をみるとトイレに出てから1時間しか経っていませんでした
あんなに長い時間かかったとおもったに1時間しか経ってなかったようです
友人は,とりあえず今は寝て明日の朝,聞くからといいました
その日は,とうぜんですが,あんまり寝付けませんでした
そして朝になって,昨日の夜のできごとを話しました
友人はおかしいと,いいました
確かにトイレは分かりにくいところにあるが,そんな遠くはないはずといいました
とりあえずトイレに行ってズボンとパンツを,とりに行きました
ちょっと不安だったので友人たちも一緒に行きました
トイレに来て私は驚きました
昨日はよくみえなかったのですが,ここは私が昨日きたトイレではありませんでした
こんなに綺麗ではありませんでした
もちろんズボンとパンツは,ありませんでした
とにかく友人たちも気味が悪くなったらしく早めに下山することにしました