洒落怖
合いの手

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轟音でこんな男の声が部屋中に響き渡った。
マイク投げて、一目散に逃亡。すまん友達なんかかまってる暇はなかった。超絶チキン乙。
いそいでフロントに行ったがなぜか誰もいなくて、そのことすら死ぬほど怖かった。
おそるおそる帰ってみると、友達はいたって冷静で(驚いてはいたが)、一階のフロントに電話して説明してた。
電話を置いて、友達は「合いの手機能の声みたいなものだよ、きっと。やっぱり機械おかしいね」って言った。
ビビりすぎた自分がかなり恥ずかしくなったが、ものすごく怖かったのだ。帰ろうと半泣きで説得。
しばらくして店員が来た。今日ですっかり顔なじみになった人だ。すみません、と何度も謝ってきて、さすがに
気持ち悪いから帰ります、と言うと、また謝ってお代はいりませんと言った。だがラッキーなんてとても思えない。

帰り際友達が「あんな合いの手機能とかあるんですか?」って聞いたら
店員は「ないですね。原因不明です。」

ってさらっと言った。これが一番怖かったかもしれない。
いろいろ文おかしくてごめん。がんばった…よ。 以上です。

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