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噂の真偽
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507 本当にあった怖い名無し sage 2012/04/01(日) 21:43:14.54 ID:Nv2mwSKi0
次の日、Aは学校に頭と足に包帯をつけて登校してきました。
奇跡的に足の打撲と頭を四針縫っただけで済んだようです。
僕とCはAに詰め寄りました。
僕「昨日何を見たの?」
A「見たって言うか触ったんだ。でかい布の人形があった」
僕「それって死体?」
A「いや、やっぱりあれは人形だね。もふっとしたから」
C「そういえばB来てる?」
A「まだ来てないな」
結局その日はBは登校して来ませんでした。
僕たちは放課後、先生に聞きました。
僕「先生、今日Bはどうしたんですか?」
先生「Bなら昨日から風邪だよ?お前たち、Bがどうしたんだ?」
僕たちは青ざめました。
僕たち「昨日、本当にBは来てませんでしたか?」
先生「来てないよ。ほら、出席簿に書いてあるだろ」
出席簿を見ると、Bは確かに休みです。
僕たちは教室に戻りました。
A「なんであの時、Bはいたんだよ。」
そういえば、僕たちはその時期、クラスでBを苛めていました。
なのに、なぜにBは進んで胆試し参加したのか。
そして僕たちはなぜすんなりとBを受け入れ疑問を持たなかったのか。
C「Bは最後、三階に行ったよな。三階は屋上だぜ?それに行き止まりだし」
当時、屋上は危険なので屋上のドアは鍵が閉められていました。
A「俺が登っていった所は、ほぼ三階だよな」
結局その日、僕たちは何が居たのか結論は出せませんでした。
でも絶対Bのような何かはいたはずです。
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