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誰が入ってるのか分からないけど個室にいつまでいる気なのだろうかと
Bが「もう私たちもその辺でしちゃおう」といったのでAもBもトイレを後にしたときだった
ブロロロ……と旧道のほうで車の音がした
やっぱり私たち以外にも来てる人がいるのだろうか?と思い
ちょっとどういう人が来てるのか様子をみようよとBがいったのでAも渋々ながら同意し
旧道のほうへと向かった
が旧道へ着いたものの車はなかった
あることはあるがこれはAたちが乗ってきた車である
これには2人ともおかしいな思った
確かにさっき車が走る音が聞こえた
国道の車の音がここまで聞こえてくることはないのでどう考えても旧道に車が来たのである
Bが「もう気味悪いからここでおしっこ済ましちゃおう」
といったのでここで用を足すことにした
用を足しているとまた……ブロロロと車の音がした
そして今度はちゃんと姿形を現して
その車は暗くてよくはみえなかったが四輪駆動の自動車だということは分かった
車はAとBの10m手前で止まり中から一人でてきた
暗くて男か女かも分からなかったが何か棒のようなものを持っている
この何者かはAとBに気付いていないらしく、その辺をうろうろしていた
AもBも震えてしょうがなかった
もしかして立ち入り禁止の場所に勝手に入って行ってしまったので注意しに来たのだろうか?
でもそれならまだいい
車からでてきた何者かは何故かはしらないけど得体のしれないものと感じたからである
486 本当にあった怖い名無し sage 2012/05/24(木) 13:41:29.23 ID:5D3QnShb0
早くおしっこ終わって欲しいよと願いながらどうか気づきませんようにとAは思った
すると突然その何者かはこちらのほうへと向かい始めたのである
それがこちらの事に気付いているのか分からないがAもBも我慢の限界でダッシュでテントへ戻った
2人ともしばらく震えていたが気が付くと眠ってしまったようである
それから夜が明け2人は他の人たちに昨日の出来事を話した
ここは得体のしれない何かがいる早いところ出たほうがいいと
しかし他の人たちがからはどうもイマイチ信用できずリーダーがじゃあトイレから調べてみようということで
全員でトイレに向かった
トイレの個室は普通に開いていた
やはり昨日は誰かがいたのである
ふと一人が「うわっやべえよ……これ……」といいだした
みると全員が息をのんだ
個室は血の跡のようなものがあちらこちらにありあきらかに首吊り用のロープがぶら下がっていたからである
一人の女子が「なんか気持ち悪いからもう出ようよ……というので皆で帰り支度を始めることにした
493 本当にあった怖い名無し 2012/05/24(木) 14:00:34.02 ID:5D3QnShb0
車に戻ろうと旧道に出た時AとBはあれ?と思った
昨日車が来てたはずなのに車輪の跡がないのである
やっぱりあれは幽霊だったのだろうか?そう思い車は発進した