洒落怖
説明

この怖い話は約 3 分で読めます。

600 : 廃墟の怖い話2 : 2012/06/20(水) 21:52:23.27 ID:WyVNtCT40
ある日、幽霊が出るという噂の廃墟に行った。

しかし廃墟の敷地に侵入しようとした時、 全身血だらけの、作業服の男が現れた。 血だらけの男は、鬼のような恐ろしい形相で、入ろうとした彼に言った。

ここに入れば、大怪我、最悪、死ぬ場合がある。
それでも入るのなら、そのことを覚悟し、次のことに従え。

服装は、軍用ブーツか安全靴、作業服、ヘルメット、
厚手のゴム手袋などでなければならない。
廃墟は、ガラス片が散らばっている場合が多く、
また尖った木材、腐食した釘などが先端を宙に向けている可能性がある。
運動靴、ジーパン、Tシャツ、ヘルメット無し、素手などの軽装で入ると、
ガラスを踏んだ時、貫通して足を怪我したり、
ガラスや釘を素手で触った時や、転んだ時に、
刺したり切ったりなど怪我をしやすい。

他に、懐中電灯、緊急連絡用の携帯電話、
怪我した時の消毒液と傷を洗う水が必要。

601 : 廃墟の怖い話2 : 2012/06/20(水) 21:53:37.23 ID:WyVNtCT40

鉄筋の階段に登ってる最中に階段が落ちる、
室内を見てたら床が抜けるなどのことが起きても不思議ではない。
階段は大丈夫なのか、床は腐っていないか、天井は落ちないか、
などを考えながら行動すること。

廃墟で、大声を出したり、暴れたり、破壊行為などすると、
近隣に住民がいる場合、通報される可能性がある。
廃墟の物件によってはパトカーの巡回コースになってる場所がある。

人に注意
強盗などの事件が新聞に載ったことがある。
現実の事件の数はその数十倍もあると言われている。
もし、人的被害に巻き込まれそうになった場合は、
無益な争いを避け逃げる。

生き物に注意
廃墟には様々な生き物が生息しているが、蜘蛛、蛇、蜂などが大半。
野犬が群れをなしている場合がある。

廃墟に幽霊は出ない。
幽霊を見たいなら、墓とか行け。

そう言って、血だらけの男は、闇の中へ消えていった。
その体験をした彼は、廃墟の恐ろしさを思い知り、
廃墟には、二度と行かないことにした。

この怖い話にコメントする

説明
関連ワード