短くて怖い話
ドアの向こうで
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415 本当にあった怖い名無し 2006/12/02(土) 18:08:52 ID:MRl8FJF/O
アパートで独り暮らしをしていた時の事。
仕事から帰って来て晩飯を食べ、風呂に入って布団に入り、眠りにつきました。
恐らく深夜0時頃だったと思います。
俺の部屋は二階です。
誰かが階段を登って来る音がします。
あれ、ウチの部屋に来たぞ、と思い、居留守をしようと息を潜めていたところ
突然ドアを、
ドゴ―――ンッ
ドゴ―――ンッ
と思いっきりパンチかキックをしてきたのです。
な、なんだあっ!?
玄関に行き、だ、誰ですか?と尋ねると、
「オン………ビサン…エイソワカ」
と、何だかよくわからない、聞いたこともない事を言ってきたんで、俺もこちらから外にいる奴に向かってドアごしに思いっきりパンチをしたところ、
「ギャッギャッギャッ」
と笑い声がして、走って階段を降りて行ったようでした。
俺も怖くなって布団に潜り、朝まで震えていました。
昼頃に目が覚め(休日だった)一応、玄関のドアを見に行ったら、
藁人形が太い釘でドアに打ち込まれていました。
でも俺は今でも元気です。
おんかかかびさんまいえいそわか
文珠菩薩の真言じゃなかったかな