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挑戦ババァ
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挑戦ババァは訳のわからないことを叫びながら手錠をかけられ
パトカーで連れて行かれてしまった。
警察官が俺たちの所にやってくる。
「君たちが追いかけられてた小学生?大丈夫?
怪我してない?ちょっとおはなし聞かせてもらっていいかな?」
どうやら近所の人が通報してくれたらしい。
俺達は事の顛末を警察官に話すとかなり本気で怒られた。
あのお婆さんは妖怪なんかじゃない普通のお婆さんなんだよ
石を投げ込まれたりしたらだれだって怒るよ
もう絶対挑戦ババァなんて呼んじゃいけないよ
家と学校に連絡され家でもかなり怒られ
学校では大問題となった。
まぁ特に落ちもなくこれで終わりなんだけど、
今考えてみるとつまり
「挑戦ババァ」=「朝鮮ババァ」なんだな
近所の人が「朝鮮ババァ」と呼んでるのを
子どもが聞いて勘違いしそれに尾ひれがついて
妖怪「挑戦ババァ」が誕生したんだろう
思い出すとなんとも言えない気持ちになる
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