夢・不思議
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606 本当にあった怖い名無し New! 2008/07/14(月) 13:49:58 ID:wt06F8PnO
―その時、ポケットに入れっぱなしだった携帯電話のバイブが揺れた。
ばれてしまうと思った私は布団の中でポケットから携帯電話を取り出そうとした……
ブーブー……ブーブー……
やばい、音が漏れる、早く切らなくては切らなくては切らなくては……
ポケットに入れた手を誰かの手に掴まれた。
細くて冷たい、間違いない、女性の手だった。
そこで私は気絶した。

―翌日
友人を連れて地主に会いに行った。
心霊スポットと言われているのは知っていたが、納得がいかない。
何が過去に起きてなぜ私に恐怖をもたらしたのか。
その時は昨夜の恐怖よりも好奇心が勝り、洗い浚い地主から聞き出した。
すると恐ろしい過去がこの廃墟にはあった。
40年くらい前に女性と子供が住んでいたが女性は少し精神を病んでいて、たまに発狂し、時代が時代なだけに避けられていたこと。
その女性がある日二階から飛び降りるも死ねず、折れた?足を引きずりながらも前にある湖に子供と入水自殺を計ったこと………
人生初の心霊体験の興奮や好奇心は一瞬で恐怖に変わった。
あ……
七枚の写真はその女性が飛び降りる目線だったのか……

線香とお供え物を置き、手を合わせ写真を燃やした。
それ以来何も起きていない。

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