山の怖い話
ヒトガタ

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その後のこと
その山の下には高速道路が走っていて、自分たちが車で旅行をする時
必ずこの山の下を通る、数週間後、ディズニーランドへいくために山
の下の高速を通った。何気なく頂上をみると、石碑のシルエットと
オレンジの、、、ヒトガタ!!!
「見てみ。」「あれやな。」と娘
「何なん?」と妻。加速する俺、、、。ということがあり。
1年半ぐらいずーっとそのヒトガタは、自分たちがみた限りいつもそこにいた。
一度日曜の昼下がり自宅から望遠鏡で覗くと、石碑と共にもう一つのシルエットがみえたものだ。
妻発信で、近所やママ友同士のうわさになり、登山決行した猛者もいたそうな。
しかし、中腹の見通しの良いところまでまで見えているヒトガタは。
その後、頂上が見えなくなる行程をへて頂上に登るといなくなっているらしい、、、。

ポツリポツリと、ヒトガタがいないときがあり
娘が中学校に上がる頃には、いつのまにかヒトガタも消えてしまい、
娘も痩せて、彼氏ができたらしく、俺につきあって遊ぶことも少なくなった。
オレンジ色のウインドブレーカーは、今も現役。
なんでヒトガタが俺と同じ服を着ていたのか。わからない。
「ブライダルフェア」が何であったかわからない。
それだけの話。
(実は、この話の中には多くのフェイクがあります。ちょっとした騒ぎに
なったためそのままだと読む人が読んだら、自分たちが誰であるか、わかってしまうため。
でも、大筋では事実に沿っています。)

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