何でも怖い
なか村まさ子 六十二さい

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後日談がある。
その翌年、大学関係で斡旋されて、あのアパートに同じサークルの1年生が1人
入った。
I君の部屋に入ったのも同じ大学の1年生だったらしい。1年の後期に入った頃から
おかしくなり始めて、夜中の2時3時にアパート中のドアを殴って、
「うおぉぉおおおぉぉお!助けて!助けて!殺されますぅお願いです助けてぇ!」
数日後、親が引き取りに来てその後は不明(らしい)。

数年前帰省してレンタカーで、大学時代の思い出をたどった。
あのアパートはもうなくて、立派な民家が建っていた。

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なか村まさ子 六十二さい
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