夢・不思議
留学生と神社

この怖い話は約 3 分で読めます。

「まさか、あの深い川に入で水浴びしてるなんて思わなかった」と言われ、
「最初は、くるぶしくらいの深さしかなかった」と答えると、
男性は酷く驚いていました。

438 留学生と神社10 sage 2007/12/29(土) 12:01:43 ID:GQE8fPqI0
さらに、わたし達が石段を登った先で見たものについて話すと、
男性の顔が一気に青くなりました。
そして、わたし達が石段の上へ行ったことについて、怒りました。

老婆達について深く聞こうとすると、
「いるはずがない」「入れないように橋を撤去した」と言い、
男性は更に顔を青くして震えだしました。
続けて彼は、「早く帰ったほうがいい、今日のことは忘れたほうがいい」と言いました。
わたし達が体験したことについて、もっと詳しく聞きたかったのですが、
男性の尋常ではない対応を眼にして、それ以上質問を続けることはできませんでした。

スーザンの具合が悪いので、わたしは車を発進させ、
神社の駐車場を出たのは、お昼を少し過ぎたあたりでした。
住宅街を抜けて、県道へ出て、そのまま自宅へ引き返しました。
スーザンはその後、風邪を引き、高熱を出しました。
数日は食べ物も喉を通らず、なんどか病院で点滴を受けていました。

スーザンは8月に帰国してからも健在で、未だにメールの交換を続けています。
ただ、スーザンは、あの日のことを良く覚えていないようです。
「神社の川でおぼれたのは覚えているんだけど」
それが彼女の唯一の記憶のようです。

わたし一人が白昼夢をみたのでしょうか。
「あの老婆達は何者だったのか?」
「小川の向こう側の小さな神社の招待は何だったのか?」
気になるものの、あそこへもう一度足を運ぶ勇気がありません。

今でもたまに、石段を登る夢をみることがあります。

444 本当にあった怖い名無し sage 2007/12/29(土) 13:03:22 ID:rurIEyVW0
>>留学生と神社さん

小川に橋がかかってない時点で「行ってはいけない場所」と
察してください、次回からはw
でもだからこそ「何だろう?」と惹かれてしまう気持ちもありますよね。

しかし薄気味悪い話ですね。
若いから罰をほうず?と外人だから罰をほうず?、何なんでしょうか。
何県のどこらへん、くらいまでは良ければ知りたいです。

456 本当にあった怖い名無し sage 2007/12/29(土) 14:47:59 ID:s9CpeU7y0
私も長文苦手だけど、スーザン話は結構面白かったよ。
描写とか結構文章にするの難しかったと思うけどよく書けてるよ。自分だったら
うまく説明できないだろうな。
ただ、何県何市の話なのか知りたいです。
せっかく老婆の化粧の描写とか、石でできたギザギザ大豆の描写とかよく
説明してくれてるのに、それだけだと手がかりがなくて。
どこの話か分かれば、事の真相を知る手がかりになるかも。実話なら。

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