洒落怖
来訪者

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621 本当にあった怖い名無し age 2013/11/23(土) 14:11:49.90 ID:Tucv02IL0
A美さんは店を出て20分ほどで家に着いたのですが玄関は普通に締まっており、鍵を空けて家に入ろうとするとチェーンが掛かっている。
隙間から息子を呼ぶが何の応答もない。
心配になり携帯で家に電話してみるが誰も出ずにドアの隙間から電話機の鳴る音だけが響く。
息子の名前を呼びながらドアを叩いたり、心配でドアを無理やり開けようと引っばったりするがもちろんドアは空かない。
しまいには隣近所の方も出てきて大事になりはじめた。
すると家の中から「本当にお母さん?」と息子さんの声が。
お母さんよとドアの隙間から声をかけてようやく家に入る事が出来たとのこと。

2回目の電話の後、息子さんは怖くて部屋の中で唯一鍵の掛かるトイレに逃げ込み震えながら待っていたとの事。
その間誰かが部屋に入って来たのがわかり、しかもトイレのドアを開けようとしたり、ノックではなく扉をドンドンと叩いて来たらしい。
もう怖くて怖くてお母さんが帰って来たのもその知らない誰かがドアを叩いたりしているんだと思ったので、怖くてトイレから出られなかったとのことです。

後日会った際に改めて聞いた話。
A美さんの家では不思議なことが今までも何度もあるのですが、娘さんは何も感じていない。けれど息子さんは何度か怖い思いをしているそうです。ただこんなに怖い思いをしたのは初めてとのこと。
息子さんはA美さんが帰ったらずいぶん落ち着いたみたいですが、それ以来寝るときは3人で寝るようになったそうです。

622 本当にあった怖い名無し age 2013/11/23(土) 14:12:26.65 ID:Tucv02IL0
そして彼女と知り合った事で自分も不思議な体験をするのですが、それが以前書いた「嫉妬する車」や、いま話した体験、そして自分が福岡に来たことが全ての始まりのような不思議な出来事なので、改めて書かせて頂きます。
読みにくい部分もあったと思いますが読んで下さった方々、ありがとうございました。

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