子どものころの怖い話
見つからない子

この怖い話は約 2 分で読めます。

子供の頃。ミニ神隠しというか、
かくれんぼしてて全然見つからない子がいて、「こうさ~ん、出てきなよ」
というと、一番近くの押し入れから出てくる。「え?そこ、なんべんも捜したのに」
「そっちこそ、見えないふりしてたでしょ?目のまえにいたのに」
場所はちがってても 自分が鬼の番と、隠れる番とで一度づつありました。
本当に、わずか10センチ手前で襖が開いたのに視線が合わず・・・

それから中学生の頃、
町の図書館で友人数人と夏休みの宿題をしていると、学校の先生に会いました。
「よう、○子、×美、△恵、真面目にやってるか?」
先生と生徒の会話がひととおりありまして、
なぜか私一人が声もかからなければ、話も聞いてもらえません。
その先生は私が入ってる部活の顧問で、私は部長だというのに。
何日かあとで部活中にそのことをいうと、「お前、居たのか?」と言われました。

この怖い話にコメントする

「見つからない子」と関連する話(子どものころの怖い話)

見つからない子
関連ワード