洒落怖
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皆その言葉に安堵して、
遠い家の子達は先に帰るねと帰路に着きました。

私とM子、あともう一人A子。
この3人は家の方面が一緒だったので、
残っていました。

私達も帰ろうと言おうとした時、
M子が3階を見上げながら
「私もう一回教室に行ってくる。
先に帰ってていいよ」
と言いました。

私とA子は驚いて止めましたが、
M子は気になるからまた行くの一点張り。。
私とA子は好奇心もあってか再びついて行くことにしました。

昇降口から学校に再び入りました。
M子は再び涙を流しており、
上を見上げながらどんどん階段を上がります。
私はM子の制服の裾を引っ張りながら、
あまり早く行かないでと少し怯えていました。

896 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/04/12(土) 02:07:13.29 ID:s9b/L9bR0.net
M子が階段を登り、
私達は着いて行っていました。
私は2階から3階に向かう階段を跨いだ時、
なんとも言えない感覚に襲われました。

背中が思いと言うか、
身体が重いのです。
ずーんと3階から重たーい空気が落ちてくる感覚。
したを向き階段を一段ずつ上がりながら、これは嘘ではないのかもしれないと嫌な汗が出ます。

M子がちょうど3階に続く踊り場に着いた時です。
目を見開き、涙を流しながら身を乗り出して
「なんで?なんで?」
と取り乱し出しました。
その形相が怖くて、制服を引っ張りながら
M子にいきなりなんだと聞くと、

「あの人、教室から出てきてるどうしよう」

それを聞いた途端私とA子はM子を引っ張り階段を駆け下りました

階段を降りる間もM子は
なんでなんでどうしようと連呼していました。

897 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/04/12(土) 02:15:14.56 ID:s9b/L9bR0.net
外に出てM子は
戻らなければよかったと言いました。
でも、外に出たしきっとこれ以上ついてこれないよと笑い、
それをみた私達は少し安心していました。

3人で自転車に乗って帰っていると、
M子はまた一人でブツブツ言っています。

A子の家に先につき、
A子がばいばいと私達に手を振って家に入って行きました。

するとM子はまた一人でブツブツ言っています。

私「ねぇ、なにをブツブツ言ってるの」
M子「あいつ、学校から着いてきてる。。
待ち伏せしてる。電柱の後ろとか、
林の陰とかに先にいるの。しかもね、今、A子にばいばいって言ってた。気持ちが悪い。。

M子はとても怯えていました

そして私に神社かお寺がここら辺にあったら着いてきて欲しいと言いました。
近くに行けばきっとその女も消えると思うと

心当たりがあった私はそちらの方面にM子と向かいました。

905 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/04/12(土) 02:29:12.09 ID:s9b/L9bR0.net

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