子どものころの怖い話
かくれんぼ

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目を閉じて、自分の右手を頬に近付けてみて欲しい。
何かが近くにあると分かるはずです。

その状態。

更に耳に「ンーーーー」と声だか息だか分からない物が吹きかかった。
本当にやばいと思った。うっすら目を開けてみると視界の右端に真っ黒なものがあった。動いてる

再び目を強く閉じ、助けて!と心の中で叫んだ。
耳元の息が一瞬止まった

「オマエジャナイ」

耳元で囁かれ、気配が完全に消えた。

全身びっしょりと汗をかいて気付いたら朝になっていた。

294 本当にあった怖い名無し 2011/05/13(金) 23:24:59.65 ID:9Dk6waOU0

翌日N子は学校を休んだ
心配になった私は昨日のこともあるのでN子の家を訪ねた。

N子の家はシングルマザーで家にはN子一人だった。

私「大丈夫?風邪?」
N「昨日、何かあった?」
私「風邪か聞いてるんだけど」
N「…風邪じゃない」
私「そっか。あのね昨日変な体験したよ。オマエジャナイって言われた」

N子はいきなり取り乱した。

N「やっぱり!私を探しているんだ!このままだと私殺される!助けて!!」
私「意味分からないよ。どうしたの?」
N「あの時、神社の影に女の人がいたの、その人笑いながら私を指差していた」
私「見間違いじゃないの?」
N「違うよ!じゃなきゃ怖くて逃げたりなんてしない」

295 本当にあった怖い名無し 2011/05/13(金) 23:27:03.88 ID:9Dk6waOU0

あまりにも震えるN子を見て、とりあえず知っている限りの知識のことをしようという話になった
家の前に盛り塩、部屋の中にも盛り塩、真っ白な服を着せて夜7時までは一緒にいてあげた
母親は8時には帰るということだったので、1時間くらいなら問題ないと思った。

N子の家を出る時ふと玄関の盛り塩を見ると先のほうが黒くなっていた。
今思えば予兆だったと思う。
当時の私は「?」と思うだけで、自分の家に帰ってしまった。

夜9時、N子の母から電話が掛かってきた
N母「私ちゃん?N子知らないかしら」
私「家にいませんでしたか?」
N母「どこにもいないの。心当たり無いかしら?」
私「…分かりません」

296 本当にあった怖い名無し 2011/05/13(金) 23:29:03.34 ID:9Dk6waOU0

実際分からなかった。あの状態で外出なんかするはずも無いし
何がなんだか良く分からなかった。

ただ、心当たりが一つだけあった。

神社だ。
もしかしたらあの神社にN子が行っているかもしれないと直感が言っていた

自分の両親にその話をした。
そして私は父に思いっきり引っ叩かれた
父「あそこに入ったのか!?どこまで入った!何か見たか!?」

私は何も見ていないこと、だがN子は見たこと
鳥居に入って足が動かなくなったこと、先にN子が逃げてしまった事等
泣きじゃくりながらすべて父に話た。

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