時間・空間
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408 本当にあった怖い名無し sage New! 2014/01/25(土) 01:03:13.89 ID:M63QCTQ20

言われるがまま道を進み、トンネルを抜けると、確かにバス停があった。
バス停には、サングラスを掛けたババアが一人だけ座っている。
こんな真夜中に何でサングラスなのか、ちょっと疑問に思った。
けれども知恵おくれの駅員といい、老人が書いた謎の文字といい、
その程度の疑問はもうどうでもよかった。
とりあえずバスを待てばいいわけだから、老人の渡した地図を
ポケットに仕舞おうとした時、俺はぎょっとした。
二つ折りにしようとした紙片の裏側に、その文字がびっしりと書かれて
いたからだ。

409 本当にあった怖い名無し sage New! 2014/01/25(土) 01:04:23.66 ID:M63QCTQ20
老人の言っていたバスが来たのは、10時くらいのことだったか。
バスに乗ったのは、俺と、サングラス姿のババアだけだった。
その時に気付いたんだけど、ババアは目が見えないらしかった。
ババアはY駅に向かう途中のバス停で降りた。
はっきり言えば、俺はつつがなくY駅に着いた。
というか、何で今まで着けなかったのか。
全くの疑問としか言いようがない。
はっきり言えば最初の時点でY駅に辿り着けなかったこと自体が
おかしいし、駅員に知的障害者が採用される訳がないし、老人の書いた
文字も変だった。ただその時点で俺自身がおかしかったわけだから、
統合失調症ゆえの妄想なんじゃないかとも思った。
一時間ほど遅れてN駅到着し、俺は二年間田舎で休養していた。
その間、様々な幻聴や妄想が俺を苛んでいた。
ただ症状は比較的軽い方で、俺の病気はその二年で治ったんだ。

410 本当にあった怖い名無し sage New! 2014/01/25(土) 01:06:01.52 ID:M63QCTQ20
そこまではいい。
ただ問題は、先月の大晦日、俺が実家に帰省した時だ。
ふと俺の部屋を整理し、懐かしい思い出に浸っていた時、古いコート
のポケットから一枚の紙片が出てきたんだ。そのコートは、俺が
五年前に糖質で帰省した時のものだった。
紙片というのは、もちろん老人が書いてくれた地図だ。
それが今、俺の手元にある。

今からうpするんで、ちょっと待って。

411 本当にあった怖い名無し sage New! 2014/01/25(土) 01:11:38.02 ID:M63QCTQ20
これが表。
http://iup.2ch-library.com/i/i1117404-1390579728.jpg

これが裏です。
http://iup.2ch-library.com/i/i1117407-1390579845.jpg

初めてやるので、ちゃんとできていますか?

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