田舎・地方の習慣
ヒトツサマ

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546 本当にあった怖い名無し sage 2008/05/16(金) 09:05:59 ID:396iIeurO
えっと前スレでヒトツサマについて質問した者です。
詳しくはわからなかったのですが一応得られた情報だけ報告します。

497 天之御名無主 2008/05/08(木) 19:33:01
>>497
一目連の類かなあ?
498 天之御名無主 sage 2008/05/08(木) 20:10:20
おそらく屋敷神のたぐいではないかと思われますが、
九州の大分地方であれば「コイチロウ(小一郎)ガミ」というものがあり
お婆さまがそれを「ひとつさま」と表したという可能性もあるかもしれません。
547 本当にあった怖い名無し sage 2008/05/16(金) 09:06:55 ID:396iIeurO
499 天之御名無主 sage 2008/05/08(木) 21:30:45
尸童よりまし
依坐とも書く。神霊が童子によりついた場合をいう。
神霊が樹木や石などによりついたときには依代という。
神霊ではなく死霊がついた場合は尸者(ものまさ)と呼ばれる。
神の意志は清純な童子の口をかりて託宣として示される。
菅原道真の霊が近江比良の神主の7歳になる太郎丸についたのもその例である。
また長野の諏訪大社では8歳の童子が御衣を身につけることで神がついたと《諏方大明神画詞》にみえている。
祭りのときに童子に特別な扮装をさせ、肩車あるいは馬にのせ、祭りに参加させるところが多く、
これをヒトツモノと呼んでいる。
ヒトツモノは白衣の装束、山鳥の羽根をつけ、御幣をたらした菅笠をかぶり、額におしろいで印をつける。
ヒトツモノが馬上などで夢想の状態になると、神がついたとして喜んだ。
これは尸童としてのヒトツモノが託宣の機能をもつものと考えられていたことを示すものである。

これは関係ないかな?

548 本当にあった怖い名無し sage 2008/05/16(金) 09:08:24 ID:396iIeurO
以上の情報を踏まえて物語風に文章まとめてきます。

549 ヒトツサマ1 sage 2008/05/16(金) 14:52:10 ID:396iIeurO
うちの母方の実家は九州の田舎にあって地元ではそれなりの名家らしい。
祖父の葬儀で幼い私は母方の実家を訪れた。
田舎の家は曾祖母、祖母、叔父夫婦、従兄が住んでいた。
(母方の男は皆短命で還暦を迎える者は皆無だそうです)
田舎の家って都内に比べ大きいけど母方の実家は特に大きかった。
裏庭から一面田畑が広がり山の方まで視界を遮るものが少ない景色に
言い知れぬ不安感を覚えた記憶がある。
人見知りの激しい私は近所の子供に馴染めず昼間は曾祖母が遊び相手をしてくれた。
(夜は歳の近い従兄が遊んでくれたが昼間は従兄が近所の子供と遊びに行くので)
曾祖母は折り紙を折ったりあやとりを教えてくれたりもしたが
話好きだったのか田舎に馴染めず1人でいる私を気にかけてくれたのか
いろんな話を聞かせてくれた。
曾祖母は訛りがキツく話も戦争の話だとか子供には難しい話だった。
特に記憶に残るのはヒトツサマの話。
家の裏庭には桜の木が一本あってその根本に小さなお社(祠?)があった。
当時の私の半分くらい、大人の膝くらいのお社。
そのお社にヒトツサマが住んでいるのだという。
「神様なの?」と聞くと
「神様じゃない。××××××××」と返してきた。
後半は知らない言葉。
(聞き取り難い言葉。そういう言葉は何度聞いても理解出来ないのでスルーしてた)
何か不思議なものが住んでいる。私の認識はこんな感じだったと思う。

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