厳選怖い話

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僕は「オマエ、人の事言えへんねんで。」と言った。笑うと思ったがAは真顔でうなずいた。
僕はあわてて目を逸らした、何か分からんけど嫌な感じだった。
自転車片手運転で家に到着。
到着するなり、誰かに後ろからドンと背中を押された。その直後携帯が鳴った。
後ろを振り返ると誰もいなかった。
電話はAだった。

僕「何?どうしたん?」

A「どうしてるかなと思って」
やたら元気な声にさっきのは、嘘だと直感した。

417 381 sage 2005/07/15(金) 14:14:53 ID:AfyrYbyu0

ふざけてるのかとAに何か言ってやろうと思った。
僕「何が、どうしてるって何?」

A「大丈夫か?」

A「昨日さあんだけ酔っぱらってたやん2人共」

僕「う、うん..。で?」

A「ちゃんと帰れたかなと思ってな」

何か違う、今度は違うのがわかった。何かさっき会ってたAじゃ無いのがわかった。
雰囲気か?空気みたいなものが違う気がして
僕「オマエ何言ってんの?..........オマエさ...A?」

A「.....迎えにいこうか?」

僕「来んでええ、来んでええ!」

A「迎えにいこうか!?」

僕「来るな!来るな!.....」
途中で携帯でしゃべってたはずが、頭の中でぐるぐる声が回る感じになり(昼と同じ)
多分気絶したんだと思う。

朝玄関の入ったところで寝ていた僕を起こした、母が一言
「あんた、ええ年しておねしょするってどういう事?」
黒のパンツが腰辺りから下がびっしょり濡れていた。においは無い。
携帯の着信履歴をみた、Aの名前はやっぱり、というか無かった。

429 381 sage 2005/07/15(金) 14:27:24 ID:AfyrYbyu0

その日の昼すぎ事場のビルのゴミ捨て場にいく事に、自転車片手運転で駅まで。
地下鉄に乗り仕事場のゴミ置き場に向かった。箱ごとビルのゴミ捨て場に捨てようと思い、最後に恐いもの見たさで箱の中をのぞくと、腰が抜けそうになりその場にへたり込んでしまった。

石が真っ二つに割れていた色は真っ黒に中が真っ赤になっていた。
むちゃくちゃ怖かった。手がものすごく震えだして、止まらなくなった。

最初この時間くらいに見た時は青っぽかったのになぁと、怖さで混乱しそんな事を思ってしまうほどだった。

急に震えが止まった、体はかなり冷えていた。玉の入った箱をゴミ置きにお置いて、足早に駅へ。
駅までは行ったが、石を捨てた開放感?があっても、何かすっきりしないので、普段はやった事の無いパチンコ屋へぼーっと玉を追いかけてると、よけいな事を考えずに済んだ。気がついたら日が暮れていたし、金もほとんどなくなっていたw

夜家に帰って夕飯を終え、風呂に入ってると、夕方から用事で出ていたオカンが帰って来てオカンが「あんた!どこいってたんな!何回電話しても携帯も通じひんし!留守番電話聞いてないの?

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