厳選怖い話

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「オマエもたいがい暇やな。でも俺今日起きたら右手上がれへんくって、バイクでは無理やわ、自転車でいくわ」と返事し、「うそ!怪我したん?原因わからんの!大丈夫なん?そら大変やな、ほんじゃまた今度にしようや」とAは言ったが 「ええよ、行けるから」といく事に。

距離的にもまあ行けない事もないし、片手がちょっとなれてきた事もあり、難なく到着。
年末だからかバーに客はAしか居なかった、第一声僕が「でもそういやオマエ、何で家に電話したん?携帯にくれたら良かったのに」というと

A「ひっさしぶりやなーしかし、元気しとったか?って手上がらんねんなw、つうかオマエの古い番号しか知らんし」

僕「アホ、何言うてんのん。今日やん別れたん。今日。まだ酔うてんのかぁ?w」

A「今日て?。何言うてんの?オマエ、今日なんか会ってるわけないやん」

僕「昨日から今日という意味や。もうえぇって!とりあえずちゃりんこ片手運転して来てんから、ビールぐらい飲ませろや」

A「わけわからん、久々に会ったらキモさ爆発やなオマエ」

僕「おっ!とりあえず。何かわからんけどお疲れー!」乾杯。

僕「つうか、昨日の帰りの事全然覚えてないねんけど、オマエちゃんと帰れた?」

A「オマエな、さっきから何キモいこと言ってんのん?頭おかしいんちゃうか?」

僕「○○さん!(マスターの名前、以下マ)昨日こいつと俺来てたやんな!」

マ「いや、二人とも来てへんかったよ」
気になって携帯の着信履歴をみた、昨日の着信は3件、その中にAの名前は何故か無かった。

394 381 sage 2005/07/15(金) 13:35:38 ID:AfyrYbyu0

というかマスターいたっけ?と自問自答。
A「あ~ぁ、こいつの嘘バレバレですよね~」

僕「ちょ..嘘ちゃうって」

と昨日の状況を思い出そうとしたが、何故かどうしても思い出せない。
かろうじて覚えている「やっぱ今日オマエ誘っといてよかったわ。これに懲りずに付き合ってや。」という事を言うと

A「俺そんなん言ってないし、夢ちゃうん?それ、夢やって。ああ夢、夢」

僕「いやそんな事無いって、でも全然思い出されへんねん。何でやろ?」

A「オマエ一回病院行った方がいいんちゃう?記憶ないって何か怖いやん」

僕「ちょう待てって。じゃあオマエの言う事がホンマやとして。」

A「俺はオマエの携帯番号も知らんし、昨日オマエと飲んでも無い。というか大阪におらんかった。証拠もある。」

といって福岡市にあるホテルの領収書を見せてきた。日付は今日の午前チェックアウト
どうなってんの?これ。俺頭おかしくなったんかな?と思っていたら、
僕が整理のつかない頭で、うおー!思い出されへん!ともがいてる時
Aが突然言い出した

A「ちょっと真剣に聞いてほしいねん。」
Aはちょっと寂しそうに話した。

400 381 sage 2005/07/15(金) 13:43:51 ID:AfyrYbyu0

A「明日な、○○(Aの弟)の命日やねんな?でやな、何かしらんけどお前らの夢を見た訳よ。
で、懐かしくなってというか、まあ後で言うけどオマエに会わなあかんと思った。

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