学校の怖い話
恨みの本

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『これを読んだ人は、私の代わりに私を閉じ込めた人を殺してください。もし、そうしないとあなたは夢の中で私に殺されます』

ってな」

そこまで聞いて俺はまさか、こいつはその恨みの本を読んだのでは?それを訊いてみると

「違うよ。俺は先輩から聞いたんだ。でもこれって、人に話すだけでも伝染していくみたいだから。これで俺はもう安心だ」
彼はニッコリと満足そうに笑った。その時、ようやく俺は聞くと後悔する話という意味がわかった。
当時の俺は完全にそれを信じてしまい、周りの人にやたらとその話を広めた。

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