心霊良い話
兄との生活

この怖い話は約 2 分で読めます。

その日の夜は昔の夢を見ました。
住み込みのボロアパートの前で、兄と雪だるまを作っていました。
母兄私の3つの雪だるまを楽しそうに作っていると、このころもう亡くなっているはずの母が現れ、
兄の手を取って「じゃ行って来るね。外は寒いから、お家に入ってなさい」と、私に笑いかけました。
私は何の疑いもなく「うん」と言うと、走ってアパートの階段を駆け上がりました。
後ろから兄が声をかけてきました。
「おい、お前の事迷惑や何て思ったこと無いぞ。あと、先に死んですまんな」
振り返った瞬間目が覚めました。

起きて号泣したせいで、顔がパンパンに腫れた花嫁になってしまって、本当は結婚式の写真は見たくないのですが、
何処かに兄が写ってるのでは?と、何度も写真を見たものです。

今日は結婚記念日だったので思い出してみました。
長文駄文におつき合いいただきありがとうございます。

この怖い話にコメントする

兄との生活
関連ワード