洒落怖
代償

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都内の大学を卒業後、そのまま就職した先がブラック企業で、
心身共に疲れ切った俺は鬱になり実家へ戻った。
地元は不景気でしかも田舎だったため、仕事はなかなか見つからないと思っていたが、
たまたま親友が勤めている会社に退職者が出たため、
紹介と言う形で入社することが出来た。
小さな会社だったので、決して給料は高くはないが経営は安定性しており、
残業や休日出勤はほとんどなく、有給も取得でき、
そして何よりも人間関係に恵まれていて、末長く働ける理想的な職場だった。
さらに嬉しいことに美人で優しく真面目な性格の彼女まで職場でつくることができた。
その後、彼女と3年間の交際を経て婚約。
俺と婚約者の彼女と猫1匹で同棲を始めて3ヶ月経った時に事件は起こった。
結婚式まで2ヶ月を切った時ある週末、
会社の仲の良いメンバー数人で車で1時間半くらい離れたところにある温泉に
1泊2日の旅行に行かないかと誘われた。最初は俺も彼女も行くつもりだったが、
俺は仕事でトラブルがあり珍しく残業が続いて疲れていたことと、
猫の世話をすると言う理由で断り、
俺を残し彼女と同僚3人が温泉に行くことになった。
同棲を始めてから久しぶりの1人っきりの休日、
何をしようか考えながらゴロゴロしていると1通のメールが届いた、
メールの差出人はA女王様だ。

746 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/10(日) 20:37:53.58 ID:IfN3oWY50.net
何を隠そう俺はマゾだ、中学時代から女王様雑誌や小説を読みあさり、
大学、独身時代と金を貯めてはSMクラブへ行き、
女王様から調教を受けることにセックスよりも喜びを感じる筋金入りのマゾヒストである。
もちろん、そんな性癖にコンプレックスを感じていたため家族や恋人、
友人には一度も打ち明けたことはない。
鬱で戻った地元には都会のようにSMクラブはなく、
俺はネットやDVDをオカズにしては被虐欲をなんとか満たしていたが、
心の中で燃えるMの血は抑えることが出来ず、
SMの掲示板に書き込みA女王様と知り合った。
A女王様は既婚者であったが、自身がSであることを誰にも打ち明けられないでいた、
またプレイの嗜好や考え方もお互い近いこともあり、
俺とA女王様はSMパートナーとして主従関係にあった。

747 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/10(日) 20:38:23.02 ID:IfN3oWY50.net
「今日大丈夫?旦那が飲み会で遅いから、もし出てこれるなら遊ぼうよ」
そんなメールがタイミング良く届き、俺も今日は彼女が帰らず一人であることを告げた。
「じゃあ、家に行っても良い?」
普段はラブホを利用して調教を受けているが、
今回は婚約者と同棲中の自宅での調教という、
非日常なシチュエーションに俺はまずいと思ったが興奮し、その誘いを承諾した。
A女王様と近くの駅で待ち合わせ、家に到着するといつものように調教が始まった。

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