洒落怖
本性

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さっきの変な声のこともあるし、早く話を終わらせて帰ろうと思って、従姉妹の話をとりあえずしてみた。
従姉妹にどんな仕事がもらえるかとか、そういう話。
506 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火) 03:17:07.16 ID:RdZHUr5Z0.net[10/16]
簡単なイベント参加みたいな仕事(アルバイトとして)は渡せるかもしれないけれど、
会社の中心事業は★★★(特殊な名前なので伏せます。これも絵を描く系)で、
それをやってもらうには講習を受けてもらうとか。
その講習が一講座、二時間で六万くらい。しかも初級から上級とか何段階かある。
とてもじゃないけど、まだ学生の従姉妹にはきついんじゃないかと思った。
「従姉妹は一応美大生だし、そこまでやらないとまずいのか?」ときいたが、
絵の具の種類が特殊で、しかも限られた時間で人間の体に描くのだから、講習に出てもらわないと困る。
とのことだった。
A子はその講習を教えに全国飛び回ってるんだってさ。
それ以外にも書いて欲しいという依頼があればもちろん出張する。
「この間は○○県いったんだー」
とその時の写真をみせられた。
A子はしょっちゅうそういった写真をF Bとかに載せてる。
ほんとに住む世界がちがう。
従姉妹の就職決まるかなーと思ったが、そんな感じで、現実は甘くないなーと思った。
「とりあえず従姉妹に聞いてみるよ」
といってこの話終了。
507 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火) 03:18:06.88 ID:RdZHUr5Z0.net[11/16]
するとA子は俺のことをいろいろ聴き始めた。
A子「俺くん、彼女いるの?」
俺「今いないよ」

A子「好きな人はいる?」
俺「うーん特に。。」
みたいな流れ。

A子「俺君って◆◆会社に勤めてるんだっけ?
  ◆◆会社って良さそうだよね。俺君は、結婚願望あるの?」
俺「今は全然考えてないよ」
と俺がきっぱりと否定すると、今度は自分の話をしだした。

A子「私、学校卒業したら、すぐ結婚して、今頃は子育てしてるつもりでいたのに。誰か嫁にもらってくれないかなー」
前の飲み会でB子との会話の時も、そう言っていた。

「昔は男の人に食べさせてもらえばいいとおもっていた」
「イケメンのお金持ちと結婚したい」「玉の輿に乗りたい」
とA子の発言は婚活女()そのものだった。

「でもA子さん、結構いろんな人と付き合ってきたんじゃないの?
 キャバクラとか務めたことあるのかなーとか思っちゃったw」

と冗談っぽく俺がいうと、A子はちょっと得意げに昔のことを話しだした。

テレクラやってたこと、本当はいけないんだけどテレクラで知り合った男とあっていたこと、
事とか。お金稼ぐためにAVに出ようと思ったとか、もういろいろ話しだした。

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