寺・神社
神社のお姉さん

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俺達は最初は3人だったはずだ、俺とAとB

じゃあCって誰だったのかと考えていたら母親に呼ばれた、Aから電話がかかってきたらしい
電話に出たらAはやっぱりCの話をしてきた
二人であーでもないこーでもない言っているとふと気付いた
そういえば『アレ』を見たときに真っ先に逃げるように言ったのも神社に向かったのもCだったなと
その日の昼にまた三人で集まって神社に行くことにした
集まってからBが「そういえば」と前置きして話を始めた
出掛ける前にちょっと思い出したから親にあの神社を管理している家が何処かと聞いてみた所
なんと俺の家って答えが返ってきた来たらしい
「あんなお姉さんお前の家にいたっけ?」と聞かれたが当然俺は知らない
変な間と静寂の後、Aがポツリと呟いた
「もしかして、あの神社の神様が俺達の事を助けてくれたんじゃ」
俺もBを何となくその考えがしっくりきてそうなんだろうなと思うことにした
そのあと3人揃って神様にお礼を言った、お賽銭は奮発してそれぞれ500円づつ出した
その後俺は祖父母が時々行っている神社の掃除を手伝うようになったが
あのお姉さんとCには1度も会っていない
そしてあの時の事を思い出すたびあることを考えてしまって背筋に寒いモノが走る

もし本当に神様が助けてくれたというのなら、例の小屋で見た『アレ』は…

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