この怖い話は約 3 分で読めます。
ある日俺が河川敷で友達と野球か何かして遊んでると、
ミキちゃんが近づいてきてその人形を草むらにおいて膝を抱えて俺らが遊んでるのを見てる
俺は友達からからかわれるのが嫌だったから
ミキちゃんに帰れ!って怒鳴ったんだ
だけどそれが聞こえないように、やっぱりニコニコしてこっちを見てる
俺はなんか無性に腹が立って、
ミキちゃんのほうに走っていくと草の上に置いてあった人形をつかんで川に投げたんだよ
人形は土手の下の草に落ちて、川まで落ちたかどうかはわからなかった
ミキちゃんは俺のやったことを見るとはっと息をのんで、
ものすごく悲しそうな顔をしてとぼとぼと帰って行った
で、それから1ヶ月くらいしてミキちゃんはアル中の親父に殴られて死んだんだ
504 本当にあった怖い名無し sage 2012/08/01(水) 05:05:57.37 ID:yWHWLPH40
釣り上げた人形を見てそれらのことをバーッと思い出したんだ
でもありえないだろ
30年以上前の布の人形がそんなに残ってるなんて
だからよく似てるけどまったく別の物だと考えることにしてもう一度よく見ようとしたら
耳もとで「お兄ちゃん遊ぼ」という声がはっきり聞こえたんだ
振り返ってあたりを見回しても誰もいない
俺は水を浴びせられたようにぞくぞくっとして、その人形を川に捨てた
そしたら水を吸ってるせいなのか人形は石のように沈んですぐ見えなくなった
俺は逃げるようにしてその場を離れたんだが、
一人になってあれこれ考えているうちにものすごく切ない気持ちになったんだ
それでずっと忘れてたミキちゃんの墓参りに行こうと思った
で、おふくろに場所を聞いて行ってみた
ミキちゃんの墓は本家筋の墓の脇に小さな自然石が置かれてるだけだった
親父は警察に捕まってるし、墓があるだけでもましなのかもしれないとか考えながら
手を合わせていると、ふっと陽がかげってセミの鳴き声が止んで、
その苔むした自然石の墓の陰から黒い小さな影が立ち上がった
そして「お兄ちゃんがんばれ」と小さな声で言った
いや、小さな声が聞こえたような気がしただけ、黒い影を見たような気がしただけ
すべては幻覚だったと思う
で、帰る道すがら女房に預けてある二人の娘のことを考えた
がんばらなきゃいけないなって思った
それからミキちゃんの墓には大きな人形を買ってお供えしようと思ってる
まあこれだけの話 文章が下手くそでスマン

ただのクズやん