洒落怖
身代わり

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98 96 sage 2010/01/31(日) 20:48:38 ID:fXy0MD5bi

そう言う杉田の目はギラギラして、どんなことでもやりかねない怖さがあった。
諦めた叔父はゆっくり地蔵に近づいた。
間近で見ると、よりイヤなかんじが強まった。
「許してください、許してください」
口の中でつぶやきながら金属バットを振りかぶる。
飛ばす方向を見ると、視界の端に杉田がこっちを睨んでいるのが見える。
フルスイング。
ゴッ
瞬間、杉田の首が三回転して捩じ切れ、そのまま頭が前のめりに落ちた。
地蔵の首にはヒビ一つ入ってなかったという。

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