洒落怖
新聞配達

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ただ玄関には俺が入れた新聞が散らばっていたらしい。そして最後に警官が気になる事を言っていた。
「ん~でもおかしいんですよね~。この家のポストってマンションみたいに中に受け皿があるんですが、新聞は玄関の床に直接散らばっていたんですよ。」受け皿に入りきらないで溢れたとしても、何部かは必ず受け皿に残る。ただ警官の話では全てが床に散乱していたらしい。

そもそものあのポストは中から引っ張らない限り絶対に入らない。誰かが毎日中から引っ張らなければ新聞は入らなくなっていたはずだ。
結局、勘違いという事でその話は終わった。一応しばらく警官が巡回警備してたらしいが、人がいる気配はなかったらしい。 今もその家があるかどうか分からないけど、あの日、中から新聞を引っ張ったのは何だったのかと思うとゾッとする。

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