短くて怖い話
飛んできたギター

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もう今から5年くらい前の話。
オチはないんだが今でも怖い。

当時俺は世界一暇な人種の大学生で、その日は明け方3時くらいまで起きてた。
体がちょっといらいらしてたからランニングして、空も白み始めた時間に家の傍まできてたんだが、
いきなり自分の家のはす向かいの家から目の前にギターが吹っ飛んできた、派手な音鳴らして。
「え、何?wジミヘン?wフリクリ?w」とか思ったんだが、そっからがわけがわからんかった。
その吹っ飛んできたギターが一人でに音楽奏でてるんだよ、手で触ったらそいつから音が鳴ってた、間違いない。
そんで吹っ飛んできた家の中からも同じ音楽が大音量で流れてる。
狭い団地だったから当然みんな起きて何事かと思って集まるわな。
誰かしらがポリスメン呼んで警察まで来た。
ギターはいつの間にやら鳴き止んでた。

で、家には若い男女が住んでたんだが、その日以来行方不明。
その家前はチョンが住んでて夜逃げしたってこともあったんだが、まぁ関係はなさそうだな。
ちなみにギターのメロディは、wonderwallって曲に最初のとこを物悲しげにした感じだった。

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