短くて怖い話
公園デビュー
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さっき母と話ていて聞いた小さい頃の話。
私は歩けるようになるのが遅くて、三歳くらいでようやく公園デビューができるくらいになったらしい。
で、公園デビューの前日に母が夢を見た。
明日行く予定の公園で、私と同い年くらいの赤いパーカーを着た男の子が木の枝を持って走り回っていて
私に近づいてきた辺りで転んで、持っていた枝が私に刺さるというものだったらしい。
それで公園に行くのをやめようと思ったんだけど、ただの夢だしと思い直して公園に向かったら、
夢と全く同じ、赤いパーカーを着た男の子が木の枝を持って走り回っていたから
私の公園デビューはなくなってしまったそうです。
枝が刺さることなく無事に成長したけど、押入れの中にいたお婆さんとはなしたり
テレビの中にいたお姉さんとトランプしたりかなりおかしい子でした……。