後味の悪い話
冤罪

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962 : 947 : 2012/04/30(月) 16:36:53.61 ID:kMO75hmz0
なぜ息子を犯人と決めつけたのかと問う主人公に、一見おとなしい子が云々の発言は実は主人公を探るためのかまかけであり、我が子より警察を信じた主人公を見てろくな息子じゃないんだと思ったと刑事は言い放つ。
主人公は刑事に殴りかかろうとするが、身に染み付いた暴力への嫌悪がそれを許さなかった。
真犯人の家族には彼らの弁護士が邪魔して会うことも出来ない。
妻は誰かを罵る気力もないようで、息子の写真を見てただ泣いている。
主人公は妻に、自分が過去のトラウマから息子を正常に見れなかったことを弁解しようとするが、それではあのお手伝いさんと同類になるような気がして何も言えなかった。
その夜、酒浸りになった主人公は昔、息子が読書家なのを何気なく誉めたことをふと思い出して嗚咽する。

刑事も一応自分の信念があって~みたいな説明がされてたけどこいつさえ居なければと思ってしまう

963 : 本当にあった怖い名無し : 2012/04/30(月) 17:24:26.16 ID:bIYEJs9s0
後味悪いどころじゃ無い…
つか刑事もそうだが、要はお手伝いは嘘付いてたんだろ?
偽証罪とかでブタ箱行きになれば良いのに。

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