心霊スポット・肝試しでの怖い体験
廃病院探索

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848 本当にあった怖い名無し New! 2012/07/23(月) 11:57:40.95 ID:8tXqbKuh0
R『……でも人じゃなくて人の形をした影みたいだった……俺たちに気づいたら
 一瞬で消えたんだ…。』
自『おい、Iはどうしたんだ?』
R『…わからない』ようやくここで自分の質問に答える
自『わからないってどういうことだよ……?つか、迎えに行くから場所教えろ』
R『Iは先にそっちに向かったと思う……。場所は三階の隔離病室…』
ここで電話を切った。
そして自分はUとそこにに向かうことにした

855 本当にあった怖い名無し New! 2012/07/23(月) 14:03:29.68 ID:8tXqbKuh0
エレベーターが動いているはずもないので、三階まで会談で登って、いざ隔離病室に
行こうとしたところでUが言った。『足音が一つ多い気がする』
冗談だと思って一歩踏み出したら、足音というより何かが引きずられてるような音がした。
Uは夜中に廃墟に侵入するのでカメラではなくビデオカメラを持っていた。階段を上っている最中、
ずっと後ろに向けて撮っていたらしい。
目の前のナースセンターの前の待合室みたいな広い場所で確認すると、何か影みたいなものがついてきてた
U『…これって、さっきRが言っていたのじゃない…?』
自『ああ……、はやくR連れて帰ろうぜ…』
この時、もう自分だけでも早く逃げ出したかった。だけどそれをしなかったのはたぶん、複数人で行動すれば
助かる確率も上がる、という理由だった

857 本当にあった怖い名無し New! 2012/07/23(月) 14:20:16.60 ID:8tXqbKuh0
隔離病室の中に入ってもRはすぐに見つからなかった。
天井から吊るされていたらしいビニールは床に落ち、壁にはスプレーででかでかと落書き、
ベッドは倒れていて、床には注射機とか機械がが倒れていたり、その部屋で昔治療を受けていたであろう十七歳の
女の子の熊のぬいぐるみが落ちていた。
Rは倒れたベッドの向こう側で目を瞑り、耳をふさぎながらしきりに『ごめんね、ごめんね』と誰かに謝っていた
自『おいR!大丈夫か!?早く逃げようぜ!』
R『……う、うん。でもIが…』
自『知るか!先に逃げたんだろ!?おいてかれたいのか!?』
R『わ、わかった……』

Rを立たせて、へやを出ようとするとソレは病室の前にいた

858 本当にあった怖い名無し New! 2012/07/23(月) 14:30:14.79 ID:8tXqbKuh0
R『……ごめん…許してよ…うううううう……』
U『ひいっ………』
影に向かって謝りだすR、恐怖で間抜けな声が出すU
自分は声は出さなかった(もしかしたら出していたかもしれないけど)が、
二人と一緒で恐怖で動けなかった
影が歩を進めてきた、一瞬で我に返った
自分は持っていたカメラを影に向けてフラッシュをたいた
一回、二回、三回、四回……何回かフラッシュをたいたところでUとRの手を取って、
覚悟を決め病室をとび出した

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