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俺は子供の頃から寝起きが良くない。 中坊の頃、マンションの13階に住んでいた時もそうだった。
だが、ある日珍しくスッキリ起きられたのだ。 朝がこんなに爽快な物だと始めて知った。 カーテンからうっすらと見える外も 今の自分の気持ちと同じように爽快な快晴のようだ。
俺は元気良くカーテンを開けた。
逆さまになった中年男性と目が合った。 向こうも「あ」という意表を突かれた表情をしていた。 彼はそのまま下へと落ちていって、大きな音を立てた。
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