子どものころの怖い話
監視

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たまたまその母親がそういう系の話信じてくれる人で、次の日ウチの両親も含めて寺に行って相談したんだよ
そしたら住職さんが、
「その犯人が死刑になっても、殺された家族はその犯人のことを許してない
おそらくそのおじいさんも憑かれてる。
だから向かいの家の住人のことを毎日監視していたんでしょう
そしてなにが起点になったのかわかりませんが、なにかそのおじいさんに溜まっていた家族の怨念を爆発させるようなことが起こり、襲われたのでしょう」
と言った。友達の家族からしたらいい迷惑だろうがとにかくあの家に住み続けるのは危険らしい
あと、あの写真と新聞もすぐに処理しないとマズいらしい。
そんなわけで、友達家族もすぐに引っ越しできるほど裕福じゃないので実家に帰ってしまい、友達とはそれっきりになってしまった。
それ以来あの家には近づいてないが、まだあそこにあのまま残っているのかはわからない。

以上です

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