子どものころの怖い話
紙芝居屋

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おまけに、一座をやめたあと、紙芝居屋になったというのも、よく考えたらおかしな話だった。
エノケンが死んだ昭和40年代、テレビの普及で紙芝居業者はほぼ全員が廃業していた。
紙芝居が成り立ったのは昭和30年代のはじめまでだった。

じいさんに関わる時間が、あちこちで、10年ずつずれている。

おれが調べたのは全部ネットだから、実態とはちがうかもしれないが、不気味だった。

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