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風俗の話といまじょ

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世界で一番古い職業は売春婦だそうだ。
wikiってみると古代メソポタミアの女神イシュタルを祭る神殿では
イシュタルの巫女が参拝者を相手に売春を行っていたと言う。
これは現在の売春とは意味合いが異なり神の力を交合した者に分け与えるためのものであったそうだ。
エジプトのブバスティスの巫女は一夜の代償として相手の男の全ての財産を要求した、
ここでは巫女は神の奴隷であり、人ではないものとして考えられ
同じく神の力を分け与えるものとして売春は行われていた。

日本でも神聖な儀式としての巫女の売春行為はあり、
神がかりをするものと繋がることによって神と繋がれると信じられていた。
国家神祇編成や社会道徳の変化などにより、巫女による売春は定まった場所の神社から離れて、
漂泊する巫女の生業としてつい百数十年前まで確認されている。

前スレででていた「いまじょ」の話があったが、奄美大島では「いまじょ」は
白風呂敷を背負った女の姿で現れると信じられている。
これはヅレと呼ばれる、部落を巡りながら春をひさぐ娼婦の装束である、
このヅレというのも娼婦としての職能に固定化されたのは江戸中期の頃らしく、
それ以前は民謡(それも祭りや神事の祭に歌われるもの)の歌い手としての側面があり、
元々は島に渡って来た漂泊の巫女を源流に持つのではないかと言う見方が強い。

40: 2/2:2011/05/18(水) 03:40:12.41 ID:nEH7qNWx0
一神教や儒教的道徳観以前の社会では娼婦の体はまさに神へと繋がる肉体の門であると考えられていた。
いや、今でもそのように考える人間はかなりの割合でいて、
宗教関係の人間は割りと本気でしんじていたりする。

例えば韓国キリスト系カルトの教祖が婦女暴行を繰り返すのは、
本人の性欲を満たすと言うことに加えて女を犯すことによって力を得ると言う発想がそもそもの根幹にある。
また、朝鮮半島では巫女との交合における神聖な力の受け渡しにおいて、
巫女自身の神聖性は無視され呪術のアイテムとしてのみ扱われることが多かった。

神がかりになりやすい、つまりトランス体質を多く生みやすいむ
巫女の家系の女を犯し孕さらにませさらには死肉を食らい力を得る。
試し腹が制度として定着していた背景と同根に朝鮮半島おける巫女の特殊性というものは実は有る。

また、ここからは推測だが日本に渡って来たて来た白丁などの被差別民の中にはそのような呪術を
行うものも含まれており、日本で宗教者になった者もいるのではないか?

現代でも風俗嬢には不思議ちゃんというか、
おかしなことを口走る娘というか巫女的な性質を持つ女の子が多い。
とくにそういう娘に限って、お店にも告げずにある日突然姿を消すことが多い、実体験だが何度もある。
消息を絶っても誰もさほど気には留めない彼女達が仮にそのような
呪術的なことのためにかどわかされたとしても誰も気づかないだろう。
ここまでくると推測と言うよりただの妄想だが。

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