ストーカー・きちがいの話
もんぺ女

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563 本当にあった怖い名無し New! 2012/08/30(木) 10:16:57.70 ID:F2Jo/SZ+0
小学生の頃の話だ
札幌のとある古い町に住んでいた頃
ガキ共の間ではたまり場となっていた公園があった

その公園は河川敷にあり、ちょうえい橋という古い橋がかかっていた

その橋は人は渡れるが専用歩道がない橋で子供が渡るのはとても危なく
渡らないようにとよく親に言われていた
しちゃいけないことをするのが子供ということで
俺たち悪ガキ共はその橋をよく渡っていた
その橋を渡るともうひとつの公園があり、ここも川の向こうの地域の街のガキ共のたまり場となっていた
俺達は向こうのガキ共と喧嘩をする為によく遠征と称して出かけて行った

そのちょうえい橋はたまに血のようなポツポツとした跡がついている事があった
俺らはあまり気にしないで渡っていたが、ある日そのポツポツとした血の跡を
追いかけてみようという話になった

564 本当にあった怖い名無し New! 2012/08/30(木) 10:17:28.27 ID:F2Jo/SZ+0
俺達はそれを頼りに進んでいくと
いつものたまり場となっている公園に着いた
公園の地面はコンクリートなどではなく土なのでその血の跡は入口で途切れた
公園の中をくまなく色々と探してみると河川敷の近くにカラスの死骸を見つけた

カラスは目玉が飛び出していて、身体にはズタズタに何かで切り刻まれたような傷があり
蛆やハエが湧いていて、俺達は気持ち悪くてすぐに逃げ出した

数日後、その場所に俺達はまた行ってみる事にし、実際に行ってみたが
カラスの死体は無かった。おそらく保健所が片づけたのだろう
ふと、俺達はあの橋の血の跡を逆にさかのぼったらどこに行くのだろう?と思って
みんなで橋に向かい、逆方向に進んでみた
血の跡は橋の向こう側の公園の裏にある、木造で出来た古い廃墟のような家に続いていた
そこは俺たちの間では「ネコ屋敷」と呼ばれていた家だ
いつもネコがたくさんいて、誰かが住んでいるのかわからない家だったから。

俺達は中に侵入した
家は廃墟で誰もすんでいないようだった
中にはネコが数匹いて、「ニ”ァ~~~~!!!ニ”ァ~~~~!!!」と俺達を威嚇した
台所のようなところいくと、カッターのような包丁のような血の付いた刃物が
まな板にズブ!っと刺されていたの発見し俺達は怖くなっていちもくさんに逃げた

567 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/08/30(木) 10:29:43.29 ID:ISYUKOwe0
それから数日間はその公園には近づかなかった。
だがある日のこと、当時うちには犬を飼っていたのだが、
夜10時くらいにどうしても散歩に行きたいと犬が鳴いていて
うちのおやじは500円やるから行って来いと俺を犬の散歩に行かせた
いつもコースはあの公園を通るわけで、俺は嫌な予感はしつつも犬が公園に行きたがるので公園に行った

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