短くて怖い話
朝っぱらから・・

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今朝、いつも通りの電車に乗った。
相変わらずの満員電車に押し込まれた。
毎日聞き慣れたアナウンス、電車の音…
に混じりギギィ…ギギィ…と妙な音が聞こえた。かなり近い場所で鳴っている。
周りを確認すると、どうやら目の前にいる女のヒトからの音だとわかった。何か異様に細くて華奢なヒトだった。
そのヒトは後ろを向いていたのだが、俺が気付いた瞬間、ギギギィーと妙な音をたてて首だけがこっちを向いた…
身体は前を向いてる…どう考えてもあり得ない動きなんだよ…で目が会った…

顔半分しかないの、でピンクの肉が見えてんの、顎も半分砕けてて舌がベローって出てて、目は血走ってた…血の匂いまでしていて気持ち悪くなった。
俺、動けなくて吐きそうで涙目になっちゃって次の駅で降りた。改札まで振り向かず走って出てとりあえず近くのコンビニに入った。
会社に電話して今日は休む事にした。
電車に怖くて乗れないから徒歩で自宅に帰り中です。

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朝っぱらから・・