洒落怖
新聞

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実体験です

僕がまだ中1くらいのときでした
僕の部屋にはテレビがなかったので、母の寝室でテレビを見ていました
その日はクラブの練習試合があったりして疲れていたのか
いつのまにか僕は深い眠りについていました
しばらくして母が部屋に入ってきて僕を起こそうとしましたが全然起きようとしないので
そのまま僕を寝かせて母もその部屋で寝たそうです
いつもなら僕は自分の部屋のベットで寝ていました

ただその自分の部屋というのは兄との共同の部屋で、僕と兄のベットが2つあって
それぞれ別に寝ていました(ベットの距離は少し離れている)
朝になり母が目覚ましで起きたのでので僕も一緒に起きました
二人でリビングに行くとテーブルの上に新聞がありました
昨日の新聞だろう、そう思い新聞をどけて朝食をとっていると母が
新聞がまだきていないと言うのです
さっきの新聞をみてみると、それは今日のものでした
玄関も勝手口もカギがかかったままで「気味が悪いなぁ」と思っていると
兄も起きてリビングに来て僕にこう言いました
「お前、静かに寝ろ。うるさくて仕方がなかった」

兄の話によると寝ていると深夜の2時頃に誰か(当然兄は僕だと思った)が僕のベットに入って
ガサガサと音をたてながら何かをしていたそうです
しばらくすると静かになったそうですが
それを聞いて僕はすぐに自分のベットを見に行きました
布団が少し荒れていた
僕はずっと母の部屋で寝ていたし母も違うと言います
いったい誰が・・・・
‘何か’が寝かせてもらったお礼に新聞をとっておいてくれたのでしょうか
それ以来特にかわった事はありません

少し長くなりました

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